またまたワレワレのレパートリーではないんですが…
山下達郎の曲ですね
以前、けい子が二日ほど旅行で留守にしたときに、
僕もたまには旅行でも行くかと思い立ち
「一泊二日癒しの旅」と銘打って一人旅の企画を考えたわけです。
マッサージでも行って。ついでに知多の温泉宿にでも泊まって。
露天風呂で月見酒なんかイイんじゃない?と。
でも普通のマッサージなんかじゃ面白くないし
なんか変わったところはないかいナと。
ハナシのタネになるようなところはないかいナと。
あれこれインターネットで探しましたよ。
実にたくさんありますね…
で。
迷いすぎて出かけるのが遅くなり…
結局ノリタケの森で Singing Birds のライブ観て、その後打ち上げに参加する…
というようなある意味癒し、ある意味普段どおりの楽しい週末を過ごしたことがありました
<Singing Birds のみなさん>
まあ、それでもその合間を縫って。
(ライブと打ち上げの間という、まさに合間)
二軒ほど癒しのスポットへと出かけてきました。
一軒はよくある「ナントカ式足つぼマッサージ」というやつ。
そしてもう一軒が「酸素カプセル」です。
久屋と栄の間の小さい雑居ビルの上に、その店はありました。
初診表みたいなのを書きながら、説明を聞きます。
それはおおむね右から左にこぼれ落ちて、ほとんど覚えてないのですが…
要するに
(1)カプセル(っていうか筒状のドームみたいなもの)に入って
(2)中の気圧を上げ
(3)ドーム内に高濃度の酸素を満たす
というものです。
しかし!
カプセル内の気圧を上げていく間、「耳抜き」をしなければならないことが判明!
飛行機の高度が上がったり下がったりするときにやるアレですね。
右側の鼻が悪いせいか、どうもアレがニガテで…
飛行機乗るたびに頑張ってみるのですが、右だけホンマ耳がもげるようにイタイ!
かなわんな〜〜と、ちょっと腰が引けて、半分ゴメンナサイする気になりましたが、
「お酒飲まれても二日酔いにならず、翌朝スッキリなんですよ」
とのひと言に
「オネガイシマス」と即答していました。
なんせこれから打ち上げ行きますから。グッドタイミング!ですね。
明かりを落とした部屋には、3つぐらいのカプセルがあります。
カプセル、というか筒状のドーム。テントのような布地です。
中に寝転ぶと、チーーとジッパーが閉められます。
プシュ〜〜という音とともに、気圧が上がっていきます。
最初はイケルかなー?と思ってたけど、やっぱりイタイ!
途中、ガマンできずに一度ブレークを入れてもらいました。
(飛行機ではブレーク入れられんからな〜)
ペースに合わせて、気圧をあげるスピードを調節したり、
ブレークを入れるとのこと。かたじけない。。。
全体では20〜30分だったかなあ?
気分がすっきりしたような気もしますが、いきなり目の前がバラ色
ってほど劇的ではアリマセン(あたりまえ)
酸素効果もあってか、その後合流した打ち上げでは、
非常においしくビールがいただけました!(いつもおいしいけど)
「天気のいい日は気分がいいでしょう?」とお店のスタッフ。
「気圧が高いときは酸素をたくさん取り込めるからで 云々…」
天気のいい日には、このことを思い出します。
たしかに「晴れると気分がいい」し「雨の日はなんかユウウツ」…
逆にこういう考え方もできます。
朝起きて、気分がいいなあ、とか、逆に会社行きたくないなあ、とか
今日は考えがポジティブだ、ネガティブだ なんてことも
要するに天候に左右されるようなそういうモノなのか… と割り切っちゃえば。
自分のせいじゃないやと気がついてしまえば。
結構そこから自由になれるものかもしれません。
自分の気分にとらわれすぎたり、振り回されたりしないように
したいもんだなー、と思いました。
なんか気が重い日は、がんばってポジティブにならなくてもいいかもしれない。
「今日は気圧が低いからしょうがネエかー」と思っておくことにしています。
そんな「癒しの旅」のオハナシでした。
結局その日は温泉には行かず、ウチ帰って寝ました達郎。
写真はカプセルの中の「高気圧オヤジ」です。